第6回演奏会の様子をアップしました

お知らせ

女声合唱団 アンサンブルTerraの第6回定期演奏会の風景をご覧いただきありがとうございます。

結成15年目の演奏会は、永年指揮者松枝洋二郎氏の念願であった、フォーレのレクイエムを、
諏訪ゾリステンさんをはじめ、ハープ演奏の山本さん、オルガニストの保田さん、バリトンの藤森さん、ソプラノの高見さん、そして地元の各合唱団で活躍されている男声有志の多くの皆さんのご協力を頂き、今までにないスケールの演奏会を行うことが出来ました。
ご協力頂いた皆様には、心より感謝申し上げます。

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アカペラ愛唱曲集

私達が日頃歌っているアカペラのレパートリーの中から、
まず昭和のころより歌い継がれてきたみなさんよくご存知の日本の歌を信長貴富さんの編曲で3曲、
続いてこれまたみなさんよくご存じのビートルズのヒットナンバーから2曲、
そして最近日本で最も人気のある作曲家の一人である木下牧子さんの作品2曲をアカペラで演奏します。
それぞれの曲は繊細な和声で構成されており、各パートの音をよく聞いて歌わないと、なかなか綺麗なハーモニーにはなりません。結成14年目を迎え成熟してきたTerraの響きを心行くまでお楽しみください。

女声合唱曲集「懐かしい歌」

新実徳英先生の歌をお送りしました。この曲は新実先生が初めて編曲を手掛けた曲集です。
「各曲の調性・配置を構成し、和音・ピアノの伴奏形を新たなものにし、かつ楽しく易しい女性三部合唱に仕立て上げる」というのが編曲にあたっての新実先生の方針です。
※題名の通り5曲(※)とも懐かしい曲ばかりです。津金主一さんと堀内敬三さんの日本語の訳詞はやや難しい表現ですが、ほっとするような昔の景色を心に思い浮かべながら、皆様に暖かい気持ちになって頂けるよう心を込めて歌いました。
今回も内田涼子さんの伴奏でお送りします。忙しい子育ての中、時間を割いて伴奏を引き受けて下さいました。彼女のダイナミックで優美なピアノもどうぞお楽しみください。

※動画では「夢路より」「ロンドンデリーの歌」の2曲をお届けしています。

レクイエム

フォーレ(1845-1924)はフランスを代表する作曲家の一人です。牧師をしていた父の影響で幼いころより宗教音楽に親しんでいました。
「レクイエム」はフォーレの作品の中で最も演奏機会が多く、モーツァルト、ヴェルディと並んで、三大レクイエムの一つとされています。彼の宗教曲の中で大きな作品としてまとまっているのは、わずかにこの「レクイエム」のみですが、宗教音楽の中に大きな位置を占めています。
また、この曲は彼が長年教会において、合唱長やオルガニストといった職務に就いていたため古い教会音楽の特有な旋律、和声、構成、表現を偲ばせています。
フォーレの「レクイエム」の特色は全体を通してテンポを抑制しており、一般のレクイエムにおける終末思想の一つ、「怒りの日」を《リベラ・メ》の中に挿入するにとどめていることと、たいていの作曲家のレクイエムにはない《天国にて》が作曲されていることです。
この《天国にて》には、おそらくこの曲を作曲する2年前に亡くなった最愛の父に最後の安息の祈りを求めたのであろうとされています。

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