第4回演奏会の様子をアップしました

お知らせ

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第4回演奏会のページをご覧いただきありがとうございます。YouTbe動画の方もぜひお楽しみ下さい。
2007年6月17日に開催されました女声合唱団アンサンブルTerra第4回演奏会は創立10周年の記念すべき演奏会として、キャロルの祭典、ハープソロ、南海譜、ポピュラーソング集の4つのステージを開催することが出来ました。


創立以来、夢中で歌い続けて10年が過ぎました。指揮者松枝氏と共に、10周年記念コンサートを開催できた喜びをかみしめております。この演奏会に、ハープの伴奏で歌いたいと以前から思っておりました処、幸いにも、山本真紀子さんが快く引き受けてくださり、願いが叶う事となりました。素敵なハープソロ演奏もとても楽しみです。又、新実徳英先生との出会いから、毎回演奏会に先生の曲を歌ってきました。そして今回も「白いうた青いうた」より歌いました。
まだまだ若輩のTerraですが、沢山の方々のお力添えと、出会に感謝して精一杯演奏させていただきました。


曲目紹介

キャロルの祭典
ブリテン(1913-1976)は現代のイギリス音楽を代表する作曲家の一人です。「キャロルの祭典」はウエストミンスター大聖堂少年合唱団のために作曲された作品(1942年)で、時は第2次世界大戦の最中であったのは興味深いことです。12曲で構成され、第1曲と終曲にグレゴリオ聖歌がそのまま引用され、他は14世紀と15世紀の英国詩9編が選ばれています。イエスの誕生を祝う素朴な詩と平和への願いを穂乃果に感じさせる詩を選んでいることから、作品に対する彼の意図を伺うことができます。「キャロルの祭典」は典礼音楽ではなく、コンサート用作品なのでカトリック教会においてこの作品に準じた典礼は存在しません。しかし降誕祭の第1ミサに先だって行われる非公式な典礼(参加者がローソクを手にして行う聖歌と祈りのセレモニー)に似た、ステージ上での美しい典礼をブリテンは想定していたのではないでしょうか。

ハープソロ
♪アメージング・グレイス…作詞をしたのはイギリスで奴隷貿易に携わっていたJ.ニュートン。重病を患い牧師になる決意をした彼が「こんな愚かな、どうしようもない自分を神は救って下さった。」という「驚くばかりの恵み」を歌ったのがこの曲です。
♪ダニー・ボーイ(ロンドンデリーの歌)…美しいアイルランド民謡の中でも特に人気の高い「ロンドンデリーの歌」に1913年、イギリスのF.ウェザリが出征したわが子を思う母親の心情を綴った「ダニー・ボーイ」という詩を当てはめたことで世界中に広まりました。
♪夜の歌…フランス生まれのサルツェドが残したハープの楽曲には特殊演奏を用いたものが多く、「夜の歌」も弦を爪で弾いたり、響鳴板をたたくなどひと味違ったハープの音を楽しめる曲です。
♪引き潮…ポピュラー音楽をハープで聴かせる音楽家として有名だったマクスウェルが自ら作曲・演奏し、世界的なヒットとなったのがこの曲です。岸に打ちては返す波の様子が目に浮かぶような曲です。

南海譜
「白いうた青いうた」は新実徳英先生の作った旋律に作詞家の谷川雁さんが歌詞をつけるという作業ででき上がった曲集です。歌曲集の他新実先生ご自身の手によって様々な合唱の形態に編曲され、この編曲集「南海譜」は<海>を1曲目に<南海譜>を終曲に配すること全体のすわりが決まり、その後残りの6曲が決定されました。<南海譜>は歌ったり、聴いたりした後、心の中に響き続ける余韻が容易に消え去らない、そんな終曲にふさわしい曲です。

ポピュラーソング集 ~Love and Flowers~
1970年代の世界的なヒット曲から、まだ記憶に新しい最近の曲まで”愛”と”花”をテーマに6曲を集めてみました。このうち5曲はア・カペラで、1曲は団員のアンサンブル伴奏で歌います。どうぞごいっしょに口ずさみながらお聴き下さい。

※曲目紹介は演奏会当時のパンフレットより引用

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